エスティマ
私は、どちらかと言えば、クルマ道楽では無い。
用途、機能、価格、デザインを総合的に考え、
それに見合う価格を検討する、
これは当然の事だろうし、そうして、クルマを選んで来たつもりだ。
今までに数回、クルマを購入したが、エスティマほど、
想い出の詰まったクルマは、かつて無いかも知れない。
手放すのに、これほど淋しい思いを抱いたのは、初めてだ。
そもそも、父の仕事用に買ったのだが、父が工場を閉めた後、
私が主に通勤に使い、そして、何度も家族旅行で使った。
9年間、愛用して、走行距離は8万キロ。
査定した人間も、その内装の綺麗さを褒めていたが、
別に大切に使った訳でもない、むしろ、
自転車を積んで何度も家族で京都にも行ったが、
道具としては、実に使いやすいクルマであった。
今回、いわゆる1BOXから、普通のセダンに乗り換えるのだが、
子供は、ほんの少し、戸惑いを感じているようだ・・・
「もう、後ろで、寝転んで居られない・・・」
少々、安全上は問題有りなのだが、エスティマで遠出をする時は、
2列目、3列目のシートをフラットにして、子供達は、
そこで寝転んでいたのだ。
乗鞍に行き、ご来光を拝む時、クルマの中で仮眠出来たのは、
実に重宝した。
それが、クラウンでは出来なくなる。
「また、いつか、そういうクルマが欲しくなったら、買おうか!」
エスティマ・・・ 素敵な想い出を、ありがとう。